[2019.9.27開催]「国際型ダイバーシティ研究環境実現プログラム(CAPWR)」中間総括シンポジウムを開催しました。

広島大学は、共同実施機関であるマツダ(株)、デルタ工業(株)及び一般財団法人国際開発センターと協力して、文部科学省の科学技術人材育成費補助事業である「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」の取組の一環として、女性活躍推進を目的に、「国際型ダイバーシティ研究環境実現プログラム(CAPWR)」中間総括シンポジウムを、9月27日に東広島芸術文化ホールくららにおいて開催しました。

シンポジウムは「地域に根差し、国際的に活躍する女性研究者の育成」をテーマに、基調講演では広島市立大学教授の前田香織氏から「広島発のIT融合イノベーションを全国へ、そして世界へ発信」と題してご講演いただき、本事業の実施責任者の相田美砂子理事・副学長から事業報告を行い、本事業で支援を受けた3名の女性研究者から研究活動報告が行われました。

また、パネルディスカッションは「国際型ダイバーシティ研究環境実現プログラムが目指すもの」をテーマに、関西学院大学教授で本事業の第三者評価委員会委員長の西野桂子氏から中間評価結果の報告、次に、マツダ(株)、国際開発センター、マイクロンメモリジャパン及び広島大学から、取組や成果、事業への期待、今後の展開などについて発表が行われました。その後、会場の参加者を交えて活発な意見交換が行われ、最後に、コメンテーターの科学技術振興機構プログラム主管の山村康子氏及び広島市立大学教授の前田香織氏から、本事業の今後への期待や課題について総括コメントをいただき、有益な情報交流の場となりました。

前田広島市立大学教授による基調講演

 

相田理事・副学長による事業報告

 

連携機関・メンバー機関など5名のパネリスト及び2名のコメンテーターを交えたパネルディスカッション

 

会場には、本事業の共同実施機関及び推進協議会メンバー機関並びに全国のダイバーシティ事業に携わる機関、さらに本学教職員・学生及び一般の方など約90名の参加があり、会場からの質疑応答や意見交換など、盛況のうちに終了しました。

シンポジウム終了後は、情報交換会を開催し、和やかな雰囲気のもと参加者との意見交換を行いました。